貼り箱・組み箱PAPER BOX
貼り箱(化粧箱)とは、『生地』と呼ばれる厚紙と『クルミ』と呼ばれる様々な色・風合いの貼り紙(化粧紙)を貼り合わせて作成する箱のことです。
また、デザイン性が高く、高級感があるため中に入れる商品に合わせて多様なデザインを施し、 商品価値をより高めることが出来ます。
お菓子やお酒などの食品、高級時計、グラス、美容機器、ジュエリーなどの
比較的高額な商品を梱包する箱として使用されています。
また、「この箱は○○の洋菓子」という風に消費者が認識する、
貼り箱がもたらす印象でブランドをイメージするなど多くの役割を果たしています。
加藤紙器製作所では、クルミ紙にお客様のデザインを印刷や箔押し加工する事で、オリジナルパッケージを簡単に製造できることが大きな特徴です。
また普通紙だけでなく、特殊紙や環境に配慮した再生紙なども多数ご用意しております。
設計から納品まで自社工場で一貫して生産しているので、小ロットからお客様のニーズに応え、様々な形状・サイズ・デザインのオリジナルパッケージを制作・加工することができます。
他社では難しいと言われてしまうような変形・多角形の箱や、商品の大きさにぴったりあわせた設計の箱も対応できるのが弊社の強みです。
コストはもちろん、ロット数から納期に至るまで、最適な仕様をご提案させていただきます。
お問い合わせお待ちしております。
貼り箱(化粧箱)の作り方
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罫線機の円形刃が回転しながら、芯材の厚紙に半切れの折りスジを入れます。
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カド切り機を使用し、芯材の余分な四隅を切り取ります。
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カド留め機で四隅をテープ留めします。
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ベスターという糊つけ機にくるみ紙(化粧紙)を通し、裏側に糊をつけ、ベルトコンベアに流します。
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ベルトコンベア上で糊のついたくるみ紙の上に芯材を乗せて丁寧に貼ります。
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貼り箱の表面を擦り、くるみ紙と芯材をよく接着させて完成です。
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必要に応じて、お客様より頂いた内容物を入れます。
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商品を一つずつ検品し、包装をして出荷します。
※上記の内容は、商品の仕様・納期・その他の理由により異なる場合がございます。
組み箱(パッケージ)とは、1枚の平らな板紙(厚紙)に印刷や型抜き(スジや穴など)加工を施し、組み立てて出来上がる箱です。
平らな状態でお届けすることも可能なので貼り箱と違って保管場所をとりません。
(組み立て納品も可能です)
また、キャラメル箱のような単純な形から、ピローケースと呼ばれる曲線が含まれる形など抜型を作成し、型抜き加工するので多様な箱を作りやすいのも組み箱の特徴のひとつです。
貼り箱より強度は低いですが、短納期、低コストで制作できるため、一般的なお菓子やお土産のパッケージ、文具やコスメなどのセット箱、
お祝い事の品や贈り物などによく使われております。
同じ組み箱でも素材を変えるだけで、コストを抑えた付加価値のあるオリジナルの組箱が作れ、魅力的な印象を与えることができます。
組み箱の作り方
お客様から入稿されたデータを印刷します。
印刷された紙を、抜き型を使用して箱の展開した形に型抜きします。
必要であれば、箔押し機でご指定の位置に箔押しをします。
のりしろにのりやテープをつけて側面を貼り付けます。
接着した箇所をよく擦り、完成です。
必要に応じて、箱を組み立てたり内容物を入れたりします。
商品を一つずつ検品し、包装をして出荷します。
手提げ袋・紙袋・ペーパーバック・ショッパー
紙製手提げ袋のオーダー制作も加藤紙器製作所で承っております。販売用、イベント用など貼箱と同時に必要とされる事が多く、お客様の用途や数量、ご要望に応じて臨機応変にご提案しております。
高級感のある素材や、表面加工などを使用してブランドイメージを生かした手提げ袋を制作いたします。
近年では、サスティナブルな素材を使用した環境を考えた素材やご使用の納期に合わせた形状や、加工のご相談にも多くご対応させて頂いております。
ディスプレイPOP(紙製什器)
加藤紙器製作所ではディスプレイPOP(紙製什器)の製造も行っております。集客や大切なお知らせに活躍するディスプレイPOPは店舗、ショップ、オフィス、ホテルや銀行等に最適です。
様々な素材の組み合わせや、形状・大きさを考慮し、展示商品のイメージに合わせて購買者の目を引く注目度の高いディスプレイPOPのご提案を致します。